前書き
2019年12月の初開催当時、SNS上で「強すぎて勝てない」「ボティス(フォラス)がいないと無理」「アスモデウス(ベリアル)育てないと無理」などのコメントを見かけた事をきっかけに構築したパーティ。
ボスデータはこちらの記事に記載。
ついでに敵味方のフォトンドリヴンをスクリーンショットにしておき、棋譜のようなものも作ってみた。
一部データの抜けはあるが、新AI(歴王戦AI)の傾向を掴む参考になれば幸いである。
編成
開催当時はようやくビーンズペースト量産に着手し始めたばかりの頃で、あり合わせのHP霊宝と防御力霊宝を装備させて挑んだ。
メンバー解説
- マルバス(シルバートーム)☆ビーンズペースト4個
奥義を頻繁に使うため狙われやすく、氷結でHPを削られる事が多い。
少しでもHPを高く保つためにビーンズペースト4個を持たせた。
- ガープ(ベインチェイサーLv.11)☆ビーンズペースト4個
基本的にかばうを切らさない。
攻撃に注力できそうなターンはかばわない(攻撃用にフォトンを割く)のが理想と考えていたが、棋譜を見ると毎ターンかばっていた。
- アムドゥスキアス(ケイブキーパー)☆HP霊宝
スキルとオーブでガープが倒される事を防ぐ。
余裕があればターゲットなしでスキルを使い、後列にグラディエーターを使われた場合の被害を減らす。
- リリムR(パキラ)☆HP霊宝
飛行特性のおかげで氷結のダメージを受けない点が地味に強力。
パキラは強化解除とHP上昇を見込んでの採用だったが、ダメージがないため対象をターゲットする必要があり「かばうを解除→削りたい相手へ即座に攻撃」とスムーズに繋ぐ事が難しい。
この点はリリムRの代わりにイービルアイ持ちのフォラスを入れた編成の方が楽できる。
あるいはCTこそ3と重いがダメージ付きで、かばいに来たラウムCを強化解除できるケツアルコアトルの方が有効か。
列対象の覚醒スキルで強化解除する手もあるが、場面によってはネルガルのアタック強化を諦める事になる。
実際に棋譜ではアタック強化なしでネルガル奥義を撃つ場面が多く、フォトン運もあるとはいえ改善の余地がある。
- ネルガル(バインドブレイン)☆HP霊宝
万が一倒されても1回蘇生できる事から起用。
ニスロク生存時は睡眠によるかばう切れを待ってから攻撃する。
イベント効果による睡眠の試行回数を稼ぐためにもアタックを多めに取りたい。
アムドゥスキアスME(素早さ+20%)を以てしてもラウムCに先行できず、後行でかばう切れの隙を狙う事になる都合上、奥義の攻撃力上昇の持続ターンを伸ばすためにもアタック強化が重要(棋譜では実践できていない)。
ME込みで先行できるマルコシアスの方が戦いやすそうである。
実際の運用
- 1ターン目~ニスロク撃破
低い火力を補うため、ニスロクにスキルを使わせない事を最優先でフォトン配分。ニスロクにターゲットして、かばいに来たラウムCに睡眠が入る事を祈りながら攻撃。
睡眠が不発でも、束縛+強化解除が決まったターンの1巡目はニスロクに攻撃するチャンスとなる。強化解除にパキラを使う際はターゲットに注意。
ニスロク奥義と覚醒スキルによるHP吸収はバリア・無敵で防ぐ。クリーヴァーによる回復は取り返せないほどの値ではないので、落ち着いてダメージを稼ぐ。
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《11ターン目~オリアス撃破》
敵が2体になった事で必然的にオリアスC覚醒スキルが出やすくなり、めまい・呪いを受ける機会が増える。覚醒スキルによるリザーブは束縛で防げて強化解除も有効。
ラウムC奥義の攻撃力上昇がかかった状態で使われた氷結はスリップダメージが上がる(地形が発生した瞬間の使用者の攻撃力に依存)他、攻撃力上昇+防御無視100%の状態でグラディエーターを受けてしまうと後列が壊滅するため、ニスロク生存時以上に相手へ回すフォトンには気を使う。
- 《26ターン目~ラウム撃破》
束縛と強化解除で自然回復+根性を無効化しながら削る。
ここまで来れば勝ったも同然だが、ラウムC奥義からの低HP覚醒スキルで後衛が大ダメージを受ける可能性があるので気が抜けない*1。
事故を防ぐためにもかばう+バリア・無敵は切らさないようにする。
ドラフトフォトン記録
(Googleスプレッドシート)
一部にデータの記録漏れがある他、以下のデータはそもそも記録していない。
・味方から敵へのターゲット
・味方から味方へのターゲット
後書き
クリアこそできたものの、睡眠運に左右される上に31ターン(実時間55分)もかかったため、気軽にお薦めしづらい。
対抗手段が増えた2020年10月の復刻時点ではなおさらだったので復刻期間中は記事にしなかった。
31ターンはさすがに無駄が多い(特にニスロク撃破後の展開)と感じていたので再挑戦したがったがリアルな時間が足りなかった。
次回の復刻や常設を楽しみにしている。
*1:計算していないので即死するほどのダメージかどうかは不明