召喚(ガチャ)ごとのピックアップメギドの排出率(メギド個別提供割合)と、特定の召喚を10~100回および200回引いた時の期待値(ピックアップされたメギドを1体引ける確率)をGoogleスプレッドシートにまとめました。
Googleスプレッドシートを撮影した「画像版」も掲載しています。
Googleスプレッドシート
「召喚ごとに異なるピックアップ排出率」で「ピックアップされたメギド1種類を1体引ける確率」の期待値をリスト化しています。
あくまで確率論上の期待値であり、一定回数ガチャを引いたとしても必ず排出されるとは限りません。
シートの更新履歴
■2023年5月31日:
テルミナスメギドが対象となる盟約召喚(激★盟約召喚)のピックアップ率を記載しました。
併せてシートのレイアウトを変更しました。
確率計算機
確率の計算は下記リンク先の計算ツールを利用して算出しました。
ピックアップ排出率の比較と期待値
(10~100回・200回)
画像版
上記Googleスプレッドシートの「召喚別」タブのスクリーンショットです。
召喚ごとの期待値と筆者所感
召喚ごとの期待値と共に、筆者の独断と偏見で各種召喚について解説します。
通常ピックアップ召喚、激★魔宴(サバト)召喚
通常のピックアップ召喚と激★魔宴(サバト)召喚では、メギドの全体排出率には違いがあります(通常5%、サバト10%)が、ピックアップメギドの個別排出率に変化はありません。
どちらの召喚でも、いずれかの恒常メギドあるいはテルミナスメギド*1が2名以上、区分(恒常/テルミナス)と新規実装か否か(初登場/再登場)に応じて決まった排出率でピックアップされます。
- 恒常ピックアップ
- 初登場:1.2%
- 再登場:0.6%
- テルミナスピックアップ
- 初登場:0.7%
- 再登場:0.35%
同時に複数の実装済みメギドがピックアップされた場合は、区分ごとに等しく横並びの排出率に設定されます。
どちらの召喚でも、ピックアップメギドの一点狙いは厳しめです。
ピックアップ排出率が恒常メギドの約半分の値となっているテルミナスの場合はなおさら困難と言えます。
とはいえ、サバト召喚(および召喚特異点)には下記の特別仕様が存在するおかげで上記リストの計算よりも期待値が上向く可能性があるため、特段の理由がない限りはサバト召喚を引くことをおすすめします。
■特別仕様について
- 10連続でメギドが排出されなかった場合、11回目以降はメギド排出率が上昇する*2
- 29連続でメギドが排出されなかった場合、30回目はメギドが確定(100%)で排出される
いずれの仕様も「魔宝石を消費した召喚であること」が適用条件となっています。
また「魔宝石・召喚チケット・無料召喚を問わず、メギドが排出された時点で排出率(および未排出カウント)はリセット」されます。
■「復刻」について
サバト召喚(およびサバト+召喚)では、一度開催された同名の召喚キャンペーンが「復刻」されることがあります。
この復刻召喚では「すでに実装済みとなったピックアップメギドが初登場時と同じ確率で排出される」代わりに、「同タイトルの召喚の初開催時に実装されていなかったメギドは排出されない」仕様となっているため、注意が必要です。
復刻召喚は必ずタイトルの手前に「復刻」の文字が入っているため、引く前によく確認してください。
魔吊(まつり)召喚
魔吊(まつり)召喚ではいずれかの恒常メギドおよびテルミナスメギド(通常の召喚では排出対象外)が1名のみピックアップされます。
排出率は区分(恒常/テルミナス)によって決まった値となっています。
- 魔吊ピックアップ
- 恒常:2%
- テルミナス:1.5%
魔宝石を消費する召喚の中では期待値が最も高くなっており、特定のメギドの一点狙いに向いていると言えます。その代わり、サバト召喚や召喚特異点のような特別仕様が存在しません。
排出率と直接の関係はありませんが、魔吊召喚はピックアップ対象となるメギドの区分に応じてキャンペーン名が変化します。
恒常メギドが排出対象となる場合は「響★魔吊(きょう・まつり)召喚」、テルミナスが排出対象となる場合は「激★魔吊(げき・まつり)召喚」と呼び分けられ、それぞれピックアップ排出率が異なっているので注意が必要です。
召喚特異点(サモン・シンギュラリティ)
召喚特異点(サモン・シンギュラリティ)では、恒常メギドとテルミナスメギドに加えて通常の召喚では排出されないシンギュラリティメギドが排出されます。
ピックアップ対象となるのはキャンペーンごとに特定のシンギュラリティメギドのみ(召喚キャンペーンのバナーイラストに登場しているシンギュラリティメギド*3)で、ピックアップされないシンギュラリティメギドの排出率は激★魔宴などにおけるピックアップ外テルミナスと同じ値になっています。
- ピックアップ
- シンギュラリティ:0.5%
ある意味「ピックアップ以外の全メギドが平等*4に排出される召喚」であると言えなくもありません。
シンギュラリティメギドの排出率が低い上にサバト召喚と同様の特別仕様(下記参照)が存在するので、「メギドは欲しいがピックアップ排出による偏りを避けたい」という場合には案外悪くない選択肢と言えます*5。
なお召喚特異点は2023年1月に初めて開催された召喚形式であり、2回目以降の開催仕様は未詳となっています。
「複数のシンギュラリティメギドの同時ピックアップがあるかどうか」「初登場と再登場で排出率が変わるのか」など、判明次第この記事に追記する予定です。
■2023年4月5日追記:リリス実装召喚特異点において「ピックアップ外のシンギュラリティメギド(アスモデウスR)も排出対象に含まれること」および「PU外シンギュラリティメギドはテルミナスメギドと同じ排出率で排出されること」が判明しました(上記文に追記済み)。
■特別仕様について
- 10連続でメギドが排出されなかった場合、11回目以降はメギド排出率が上昇する*6
- 29連続でメギドが排出されなかった場合、30回目はメギドが確定(100%)で排出される
基本的に激★魔宴の特別仕様と同様です。
いずれの仕様も「魔宝石を消費した召喚であること」が適用条件となっています。
また「魔宝石・召喚チケット・無料召喚を問わず、メギドが排出された時点で排出率(および未排出カウント)はリセット」されます。
シンギュラリティ実装召喚(および再演)の特別仕様
新規のシンギュラリティメギドが実装される召喚では、必ず「対象となるシンギュラリティメギドの単独ピックアップ」となります。
この実装召喚では、「魔宝石を使った10連召喚」を実行することで召喚チケット1枚がおまけとして手に入ります*7。シンギュラリティの実装後に開催される「シンギュラリティ同時*8ピックアップ召喚」では、この仕様はありません。
「実装召喚」か「同時ピックアップ召喚」かに限らず、召喚特異点は同名の召喚キャンペーンが「再演」されることがあります。
通常ピックアップやサバトの「復刻」と違って、再演では「同タイトルの召喚の開催以降に実装されたメギドも排出される」仕様となっています。実装召喚の再演であれば「召喚チケット1枚おまけ」もそのまま再現適用されます。
再演の召喚特異点にそれとわかるような目印はありません。「再演」という呼称も非公式のものです。
盟約召喚
「盟約召喚」のピックアップ排出率に基づく期待値です。
盟約召喚は他の召喚にはない仕様(下記参照)を持つ特殊な召喚となっています。
- 専用の有償通貨「ソロモンチケット」を消費する(魔宝石では引けない)
- 1度の開催につき11回まで(1連召喚1回+10連召喚1回の計11回)しか引けない
- ピックアップメギド(1種類)以外のメギドが排出されない
条件が厳しいだけはあり、単純な期待値では他の召喚の追随を許しません。
盟約召喚以外の用途がないソロモンチケットを購入する必要はありますが、どうしても引きたいメギドがピックアップ対象となった場合は有力な選択肢となるでしょう。
テルミナスメギドがピックアップ対象となるキャンペーンでは名称が「激★盟約召喚」に変わります。恒常メギドのピックアップ率が7.2%であるのに対し、テルミナスメギドは2.7%となっています。
(■2023年6月1日追記:下記で予告した内容を掲載しました)
記事公開時点では恒常メギドのみがピックアップ対象となっています。
■2023年5月31日追記:5月24日放送のアジトTVにて、テルミナスメギドが対象となる盟約召喚の開催が発表されました。ピックアップ率は2.7%に設定される予定とのことです。当該盟約召喚の開催に先んじてシートの数値を更新しましたが、画像版はゲーム内で実際にピックアップ率が表示されてから掲載します。
当記事の更新履歴
■2023年4月5日:
- 「リリス実装召喚特異点」の開催で判明した仕様について追記しました。
■2023年5月31日:
- 新たに実装された「テルミナスメギドが対象となる盟約召喚(激★盟約召喚)」について追記しました。
- また、召喚特異点に関する説明に、ピックアップと開催キャンペーンの仕様について追記しました。
■2023年6月1日:
- 「激★盟約召喚」のピックアップ率を記載しました。
- シートのスクリーンショットを最新の画像に差し替えました。
■2023年8月28日:
- 記事のレイアウトを一部変更しました。
- また、一部の表現を変更しました。掲載しているデータそのものに変更はありません。
■2024年1月14日:
- 記事のレイアウトを一部変更しました。
- 『通常ピックアップ、激★魔宴』に「全体排出率」と「『復刻』について」を追記しました。
- また、『召喚特異点』に「シンギュラリティ実装召喚(および再演)の特別仕様」を追記しました。