メギドの育成や強化に関わるコンテンツを、おおざっぱにコスト*1が低い順でまとめた。
一部のコンテンツには、関連するデータ(Googleスプレッドシート埋め込み)を掲載している。
レベル上げ
育成の基本。後述する進化度上げや、専用霊宝などを装備するためには一定のレベルが必要になる。
経験値を稼ぐには「育てたいメギドを入れたパーティで攻略チケット周回」するのが手っ取り早い。稼ぎ場所はメギドクエストEX*2がおすすめ。
いわゆる「経験値アイテム」である魔導書は、贈り物を渡すためのレベルが少し足りない場合や、急ぎで育成したい時などに便利。
進化度上げ
メギドごとに決まった贈り物を渡すことで進化度を上げていく。
進化度を上げることによる恩恵は以下の通り。
- レベル上限が上がる
- ステータスが大きく伸びる
- 技の性能が強化される
- 第3マスエフェクトや秘奥義が解禁される(特定のメギドのみ)
特にステータスの上がり幅は大きく、単純に上限までレベルを上げるよりも効果的な場合が多い(下記リスト参照)。
進化度を上げる際は「各進化度の上限レベル」まで上げる必要はなく、「進化させたときのレベルに応じて最終的なステータス差が発生する」ようなこともないので、好きなタイミングで上げてかまわない。
進化度ごとのステータス上昇幅
一般的なメギド(ガミジン)の例。
未検証ながら「大罪同盟」メギドやシンギュラリティメギドは、ステータスが伸びるタイミングが一般的なメギドと異なる模様。
進化度ごとの恩恵
進化度ごとに習得できる技や能力などのリスト。
育成コストが重いメギド
下記のメギドは明確に育成コストが重く、腰を据えた育成が必要となる。
- ①メインクエスト4章以降に加入するメギド
- ②メインクエスト7章以降に加入する「大罪同盟」所属のメギド
- ③限定ガチャ産のシンギュラリティメギド
コストの重さは「シンギュラリティ>大罪同盟>4章以降加入>一般」。
上記①~③に当てはまらない一般的なメギド*3の中にも、他のメギドに比べて育成コストが重いメギドがしばしば見られる。
育成コストが少ない時期に「育成しづらい」と感じたメギドは、いったん育成を後回しにするのも手。
専用霊宝の作成
一部のメギドに実装されている「専用霊宝」を作成し、専用の匣(装備枠)に装備する。
効果はメギドによって異なり、技性能が変化したりステータスに上昇補正*4がかかるなどの大きな変化がある。
一般的な「霊宝」に比べると作成コストがはるかに軽く、恩恵も大きいので基本的に装備させ得と言える。
その代わり、作成に必須となる専用霊宝制作書を入手するために「メギドごとに対応するメギドクエストの全対戦相手の全難易度を金冠クリア」する必要があり、独特の手間*5がかかることが難点。
専用霊宝の優先度
起用する機会の多いメギドから優先的に作成・装備させていきたい。
メギドによっては、専用霊宝を装備することで起用機会が一気に増える場合もある。
専用霊宝作成に必須となる「メギドクエスト金冠埋め」にはそれなりの時間がかかる(育成途上の場合はなおさら)ので、全ての対戦相手が解禁される日曜日や呼び鈴増加キャンペーンの開催期間に少しずつ進めるのがおすすめ。
専用霊宝の詳しい作成方法については下記リンク先を参照。
専用霊宝の作り方
nanaki-nanashino.hatenablog.com
霊宝の作成
メギドのステータスを伸ばしたり、特別な装備効果を付与したりできる霊宝を作成して、霊宝の匣(装備枠)に装備させる。
複数の霊宝を装備する(恩恵の大きな「系譜」の発動に必須)ためには霊宝の匣が4つになる☆6まで育てる必要があること、材料に大量のフィールドレア素材や大幻獣素材を使うことなどから、育成途中のメギドが多い状態で着手するのはおすすめしない。
ごく一部の霊宝は初期状態から作成することができるが、大半の霊宝はメインクエストやイベントを進めて霊宝制作書を入手しないと作ることができないので注意。
奥義レベル上げ
奥義レベル専用の経験値アイテム・マナを使って、メギドの奥義レベルを上げる。
奥義レベルを上げると奥義のパラメータが伸びるが、倍率や効果値など、どのパラメータが伸びるかはメギドごとに異なっている。
一般的に伸びるパラメータは以下の通り。
- ダメージ技:倍率
- 強化・弱体・HP回復:効果値
- 状態異常・弱体:命中率
初期状態での奥義レベル上限は3であり、同じメギドの再召喚(被り)を1回するごとに1ずつ上昇する。
能動的に再召喚する機会があるメインクエスト加入メギド*6や、イベント加入メギド*7は、特に奥義レベルを上げやすい。
奥義レベル11以降は奥義のパラメータの伸びが極端に鈍化する*8ため、奥義の強化目当てでの再召喚は7回までにしておくのがコストパフォーマンス上は有力となる。
霊宝の匣拡張
霊宝の装備枠である「霊宝の匣」を拡張する。
霊宝の匣には小/中/大のサイズが設定されており、初期状態では「小サイズ1つ」しかないが、メギドを☆6まで育てることで「小サイズ2つ/中サイズ1つ/大サイズ1つ」の計4つに増える。
同じメギドの再召喚を1回する、あるいは匣拡張用のアイテム・エニグマを一定消費することで、匣1つのサイズが1段階大きくなる。
サイズ拡張は装備枠の左上にある匣から「小サイズ→中サイズ→大サイズ」の順番で行われ、左上の匣が大サイズに達したら次は左下→右上の順で、反時計回りに進行していく*9。
魔重解放
レベル70まで上げたメギドのレベル上限を最大80まで上げることができる。
魔重解放は解放できるレベル上限に応じて4つの段階に分かれており、段階ごとにメギドを一定回数再召喚、あるいは再召喚の代わりとなるアイテム・リミスタルを消費する*10かした上で専用の贈り物を贈る必要がある。
魔重解放で解放されるレベル上限と、必要な再召喚の回数は以下の通り。
- 1回目:レベル70→75(再召喚:通算1回)
- 2回目:レベル75→77(再召喚:通算2回)
- 3回目:レベル70→75(再召喚:通算4回)
- 4回目:レベル70→75(再召喚:通算6回)
レベル71以降で上がるステータス上昇値は全メギドで共通となっている(下記参照)他、レベルを参照する技*11は全てレベル70扱いで判定されるため、この手の技の強化手段としては利用できない。
魔重解放のステータス上昇値
魔重解放用の贈り物について
魔重解放に使う専用の贈り物は、各種エンブリオとフォトンの欠片を使って作成できる。
誤解を恐れずに言うなら「エンブリオが多数余っている≒育成で他にできることがなくなったプレイヤー向け」のコンテンツである。しかも、上のリストで示している通りさほど劇的な強化には繋がらない。
ステータス上昇だけを目的とする場合、筆者のおすすめは魔重1回目(レベル上限75)で止めること。
レベル71~80までのステータスの伸び幅は全てのレベルで共通のため、1度の魔重解放で上げられるステータス値が多い*12魔重1回目は、相対的にコストパフォーマンスが良いと考えている。
絆霊宝の作成
一部のメギドに実装されている「絆霊宝」を作成する。
絆霊宝の「霊宝制作書」を入手するためには対象メギドの魔重解放を最低でも2回する必要がある上、絆霊宝の作成自体にも魔重解放に輪をかけて膨大なコストが必要となる。
絆霊宝には3つの段階があり、下位の絆霊宝を素材とする上位の絆霊宝へと順番に強化していく形となっている。各段階ごとの「絆霊宝制作書の入手条件」と、霊宝の装備効果は以下の通り。
- 1段階目:<真>
- 魔重2回+キャラストーリー読破
- 攻撃力&防御力+3%
- 状態異常耐性+3%
- 2段階目:<剛>
- 魔重3回+ログインボイスパック購入
- 攻撃力&防御力+4%
- 状態異常耐性+5%
- 最終段階:<絆>
- 魔重4回+メギドビューワー開放
- 攻撃力&防御力+5%
- 状態異常耐性+10%
- 「親書の系譜」発動(「メギドからのメッセージ」が読める)
当記事では省略するものの、絆霊宝は作成コストが非常に高い(作成に必要な魔重解放を含む)上にメインクエストなどの「特定のクエスト」では霊宝の装備効果が発揮されないため、単純な戦力増強の手段としてはまったくおすすめできない。
お気に入りのメギドの「親書の系譜」発動が目的であったり、装備効果が発揮される星間の塔などの高難度コンテンツで利用することを考えた時に、初めて作成を検討すべきであると筆者は考える。
作成に必要な素材や特定のクエストについては、下記リンク先の記事を参照のこと。
絆霊宝の仕様と作り方
nanaki-nanashino.hatenablog.com
*1:消費スタミナ、アイテム資源など
*2:育成の段階に応じた難易度を選ぶ
*3:ガチャ産、イベント産を問わない
*4:戦闘中のみ適用される。同系統のバフとは加算関係
*5:通常の育成だけならメギドクエストの金冠埋めは必要ない
*6:星間の造花との交換で召喚権を入手できる
*7:イベント指名チケットで指名するか、常設イベント加入メギドならオーダーキーで召喚権を補充できる
*8:ユフィールは一時期、奥義レベル10よりも前に奥義の効果値が上昇しなくなっていたが、いつの頃か修正された
*9:☆6になる前に再召喚を重ねていた場合、☆6になった時点の霊宝の匣にサイズ拡張が反映される
*10:一定回数の再召喚(あるいはリミスタルの消費)を経ることで「魔重」が進む。「魔重解放」は、この「魔重」を前提としたレベル上限解放システムを指す
*11:点穴、エレキ、ハイドロボムなど
*12:HP+210/攻撃+25/防御+25