メギドの育成や強化に関わるコンテンツを、おおざっぱにコスト*1が低い順でまとめた。
一部のコンテンツには、関連するデータ(Googleスプレッドシート埋め込み)を掲載している。
レベル上げ
育成の基本。後述する進化度上げや、専用霊宝装備などの条件には一定のレベルが必要になる。
経験値を稼ぐには「育てたいメギドを入れたパーティで攻略チケット周回」するのが手っ取り早い。
周回場所は入手経験値が全クエストで最高の値(40)となっているメギドクエスト・難易度EX*2か、メインクエスト5章以降の難易度VHがおすすめ。
とはいえ不要なアイテムを集めるのもなんなので、メギドクエストでは素材の売却額が高めなパイモンやベリトを周回したり、メインクエストなら経験値を気にせず必要なアイテムが落ちるステージを周回した方が良い。
いわゆる「経験値アイテム」である魔導書は、レベル上げに必須ではない。
贈り物を渡すためのレベルが少し足りないときや、急いで育成を進めたいときなどに使用するのが主となる。
ゴルドショップで買うとやや高価なため、周回のついでにイベント交換所の景品(下記シートから検索可能)を交換したり、メギドの塔で手に入る分を貯めておくと便利。
進化度上げ
メギドごとに決まった贈り物を渡すことで進化度を上げていく。
進化度を上げることによる恩恵は以下の通り。
- レベル上限が上がる
- ステータスが大きく伸びる
- 技の性能が強化される
- 第3マスエフェクトや秘奥義が解禁される(特定のメギドのみ)
特にステータスの上がり幅は大きく、単純に上限までレベルを上げるよりも効果的な場合が多い(下記リスト参照)。
進化度を上げる際は「各進化度の上限レベル」まで上げる必要はなく、「進化させたときのレベルに応じて最終的なステータス差が発生する」ようなこともないので、好きなタイミングで上げてかまわない。
進化度ごとのステータス上昇幅
一般的なメギド(ガミジン)の例。
未検証ながら「大罪同盟」メギドやシンギュラリティメギドは、ステータスが伸びるタイミングが一般的なメギドと異なる模様。
進化度ごとの恩恵
進化度ごとに習得できる技や能力などのリスト。
育成コストが重いメギド
下記のメギドは明確に育成コストが重く、腰を据えた育成が必要となる。
- ①メインクエスト4章以降に加入するメギド
- ②メインクエスト7章以降に加入する「大罪同盟」所属のメギド
- ③限定ガチャ産のシンギュラリティメギド
コストの重さは「シンギュラリティ>大罪同盟>4章以降加入>一般」。
上記①~③に当てはまらない一般的なメギド*3の中にも、他のメギドに比べて育成コストが重いメギドがしばしば見られる。
育成コストが少ない時期に「育成しづらい」と感じたメギドは、いったん育成を後回しにするのも手。
専用霊宝の作成
一部のメギドに実装されている「専用霊宝」を作成し、専用の匣(装備枠)に装備する。
効果はメギドによって異なり、技性能が変化したりステータスに上昇補正*4がかかるなどの大きな変化がある。
一般的な「霊宝」に比べると作成コストがはるかに軽く、恩恵も大きいので基本的に装備させ得と言える。
その代わり、作成に必須となる専用霊宝制作書を入手するために「メギドごとに対応するメギドクエストの全対戦相手の全難易度を金冠クリア」する必要があり、独特の手間*5がかかることが難点。
専用霊宝の優先度
起用する機会の多いメギドから優先的に作成・装備させていきたい。
メギドによっては、専用霊宝を装備することで起用機会が一気に増える場合もある。
専用霊宝作成に必須となる「メギドクエスト金冠埋め」にはそれなりの時間がかかる(育成途上の場合はなおさら)ので、全ての対戦相手が解禁される日曜日や呼び鈴増加キャンペーンの開催期間に少しずつ進めるのがおすすめ。
専用霊宝の詳しい作成方法については下記リンク先を参照。
専用霊宝の作り方
nanaki-nanashino.hatenablog.com
霊宝の作成
メギドのステータスを伸ばしたり、特別な装備効果を付与したりできる霊宝を作成して、霊宝の匣(装備枠)に装備させる。
複数の霊宝を装備する(恩恵の大きな「系譜」の発動に必須)ためには霊宝の匣が4つになる☆6まで育てる必要があること、材料に大量のフィールドレア素材や大幻獣素材を使うことなどから、育成途中のメギドが多い状態で着手するのはおすすめしない。
ごく一部の霊宝は初期状態から作成することができるが、大半の霊宝はメインクエストやイベントを進めて霊宝制作書を入手しないと作ることができないので注意。
奥義レベル上げ
奥義レベル専用の経験値アイテム「マナ」を使って、メギドの奥義レベルを上げる。
奥義レベルを上げると奥義のパラメータが伸びるが、倍率や効果値など、どのパラメータが伸びるかはメギドごとに異なっている。
一般的に伸びるパラメータは以下の通り。
- ダメージ技:倍率
- 強化・弱体・HP回復:効果値
- 状態異常・弱体:命中率
初期状態での奥義レベル上限は3であり、同じメギドの再召喚(被り)を1回するごとに1ずつ上昇する。
能動的に再召喚する機会があるメインクエスト加入メギド*6や、イベント加入メギド*7は、特に奥義レベルを上げやすい。
奥義レベル11以降は奥義のパラメータの伸びが極端に鈍化する*8ため、奥義の強化目当てでの再召喚は7回までにしておくのがコストパフォーマンス上は有力となる。
マナの入手方法
- メギドの塔でランダム入手
階層ごとのドロップアイテム一覧には記載されていない。階層によって入手できるマナが決まっている(下記参照)。基本的にはLv.1だが、高い階層になるとLv.2が入手できる模様。
- 猛撃のマナ:1F+3階層ごと(4F/7F/10F/13F…)
- 反撃のマナ:2F+3階層ごと(5F/8F/11F/14F…)
- 爆裂のマナ:3F+3階層ごと(6F/9F/12F/15F…)
- メギドクエストの初回クリア報酬
各難易度(N/H/VH/EX/歴王戦)ごとに、初めて金冠クリアするとマナが手に入る。手に入るマナは相手リーダーのスタイルに準拠する。- N:Lv.1×1個
- H:Lv.1×2個
- VH:Lv.2×1個
- EX:Lv.2×2個
- 歴王戦:Lv.3×1個
- 共襲イベントのEXシート報酬
2024年の共襲イベントでは、EXシートの報酬に各種マナが設定されているケースが多くなった。2等報酬ではLv.2のマナ*9を5個ずつ獲得できる。 - 星間の造花交換所
記事執筆時点では、各Lv.2のマナが5個ずつラインナップされている。 - 一部の常設イベント交換所
総数は多くないが、常設イベント交換所にラインナップされている場合がある。
霊宝の匣拡張(匣強化)
霊宝の装備枠である「霊宝の匣」には小/中/大のサイズが設定されおり、このサイズを強化して拡張する。
霊宝の匣は☆5.5までは「小サイズ1つ」しかないが、☆6まで育てることで「小サイズ2つ」「中サイズ1つ」「大サイズ1つ」の計4つに増える。
同じメギドの再召喚を1回する、または匣拡張用のアイテム「エニグマ」を一定消費することによって、匣1つのサイズが1段階大きくなる。
サイズ拡張は装備枠の左上にある匣から「小サイズ→中サイズ→大サイズ」の順番で行われ、左上の匣が大サイズに達したら次は左下→右上の順で、反時計回りに進行していく*10。匣の強化順をプレイヤーが選ぶことはできない。
エニグマについて
霊宝の匣のサイズ拡張専用アイテム。
記事執筆時点では、奥義レベルを上げることで獲得できる「ソピア」との交換でしか入手できない貴重品。
各スタイルごとに3種類に分かれており、小サイズを中サイズにするために2個、中サイズを大サイズにするためには3個必要になる。
「左上の匣から反時計回りで順番にしか強化できない」点は再召喚による匣拡張と同じ。
原則としてガチャ産のメギドにしか使用できず、メイン加入やイベント加入のメギドの匣を拡張するためには再召喚するしかない。
貴重品であることを踏まえて再召喚する機会が少ない「テルミナス」や「シンギュラリティ」に使用するのがわかりやすいが、狙ったメギドを再召喚できる機会は少ないので、必要な場面では積極的に使うことをおすすめしたい。
- エニグマの使い方
①「アジト」→「強化」→「メギド」画面の右上にある「匣強化」を選択。
②一覧されたメギドの中から匣拡張したいメギドを選び、画面の手順に従う。
メイン加入やイベント加入のメギドはグレーアウトするので判別できる。
魔重解放
初期状態の最大レベルであるレベル70まで上げたメギドのレベル上限を、最大80まで引き上げることのできるシステム。
魔重解放は4つの段階に分かれており、同じメギドを重複して召喚する「魔重(まがさね)」の回数(またはリミスタルの消費回数)に応じた段階の「魔重解放」ができるようになる。
ややこしいが「魔重」をしただけでは「魔重解放」は実行できない。
魔重をした上で、専用の贈り物(輝石)をメギドに贈ることで初めて魔重解放を実行できる。
輝石は素材として希少なエンブリオやフォトンの欠片を使用するため作成コストが非常に重く、誤解を恐れずに言うなら「素材が余っている≒育成(オーブキャスト含む)で他にできることがなくなったプレイヤー向け」のエンドコンテンツと言える。
ステータスの伸び幅もレベル70までの育成に比べてさほど劇的ではない(下記参照)ので、一般的な攻略のために魔重解放へ着手するのはおすすめしない。
魔重解放で解放されるレベル上限
- 1回目:レベル70→75(再召喚:通算1回)
- 2回目:レベル75→77(再召喚:通算2回)
- 3回目:レベル77→79(再召喚:通算4回)
- 4回目:レベル79→80(再召喚:通算6回)
なお、魔重解放でレベル上限を上げても「レベルを参照する技*11」は全てレベル70扱いで判定されるため、この手の技の強化手段としては利用できない。
魔重解放のステータス上昇値
魔重解放によって伸びるステータスは全メギド共通となっている。
魔重解放用の贈り物について
魔重解放に必要な贈り物。
各種エンブリオとフォトンの欠片を使って作成できる。
魔重解放の段階に応じて異なる輝石(下記参照)が用意されており、全メギド共通で使用できる。
- 1回目:天道の輝石×2
【エンブリオ若3種×2/フォトンの欠片:1500個】 - 2回目:頂天の輝石×2
【冥王&魔王若4+覇王成2/フォトンの欠片:2000個】 - 3回目:明星の輝石×2
【覇王&魔王若4+冥王成2/フォトンの欠片:2500個】 - 4回目:再来の輝石×2
【覇王&冥若4+魔王成2/フォトンの欠片:2500個】
魔重解放の各段階ごとに同じ輝石を2個ずつ贈る必要があり、上記の【】内は2個分の必要素材を掲載している。
各輝石は「魔重解放ごとの最大レベルになる」まで贈ることができない。
補足:魔重解放をするなら
後述する「絆霊宝」の作成を目的としない限り、筆者がおすすめするのは魔重1回目(レベル上限75)で止めること。
魔重解放によるステータスの伸び方は全段階(レベル)で共通だが、段階が進むほどレベル上限が伸びなくなる(5→2→1→1)わりに所要コストはどんどん重くなっていく。
その点において相対的に伸びるステータス値が多い*12「魔重1回目」は、他の段階と比べてコストパフォーマンスが良いと考えている。
絆霊宝の作成
一部のメギドに実装されている特殊な霊宝。
絆霊宝には3つの段階と対応した「霊宝制作書」が存在し、下位の絆霊宝を素材とする上位の絆霊宝へと順番に強化していく形となっている。
霊宝制作書の入手には対象メギドの魔重解放を2~4回する必要があり、絆霊宝の作成にも魔重解放に輪をかけて膨大なコストが必要となる。
霊宝制作書の入手条件と絆霊宝の装備効果
絆霊宝の装備効果は「星間の塔」など特定のコンテンツでしか発揮されない。
- 1段階目:<真>
- 魔重2回+キャラストーリー読破
- 攻撃力&防御力+3%
- 状態異常耐性+3%
- 2段階目:<剛>
- 魔重3回+ログインボイスパック購入
- 攻撃力&防御力+4%
- 状態異常耐性+5%
- 最終段階:<絆>
- 魔重4回+メギドビューワー開放
- 攻撃力&防御力+5%
- 状態異常耐性+10%
- 「親書の系譜」発動(「メギドからのメッセージ」が読める)
補足:絆霊宝を作るなら
絆霊宝は作成コストが非常に高い上にメインクエストなどの「特定のクエスト」では霊宝の装備効果が発揮されないため、単純な戦力増強の手段としてはまったくおすすめできない。
詳しくは下記リンク先の記事に譲るが、好きなメギドの「親書の系譜」発動が目的であったり、装備効果が発揮される高難度コンテンツで利用することを考えた段階になって初めて作成を検討すべきであると筆者は考える。
nanaki-nanashino.hatenablog.com
更新履歴
- 2024年8月3日:
- 『レベル上げ』に、「メインクエスト」と「魔導書」に関する記述を追記。
- 『魔重解放』の「輝石」について追記。
- 2024年8月4日:
- 『奥義のレベル上げ』に「マナの入手方法」について追記。
- 2024年10月27日:
- 『魔重解放』に新たな項目を立てて構成を整理し、『魔重解放用の贈り物について』の項目に「輝石」の詳細を追記。
- 『絆霊宝』に新たな項目を立てて構成を整理。
- 2024年11月1日:
- 『霊宝の匣拡張』に「エニグマについて」および「エニグマの使い方」を追記。
- 2024年11月14日:
- 『魔重解放』の段階に応じて上がるレベルの誤表記を修正。
- 『魔重解放』の項目内における表現を一部修正(内容に変化なし)。
*1:消費スタミナ、アイテム資源など
*2:EXを金冠クリアできていない段階では、育成段階に応じた難易度を選ぶ
*3:ガチャ産、イベント産を問わない
*4:戦闘中のみ適用される。同系統のバフとは加算関係
*5:通常の育成だけならメギドクエストの金冠埋めは必要ない
*6:星間の造花との交換で召喚権を入手できる
*7:イベント指名チケットで指名するか、常設イベント加入メギドならオーダーキーで召喚権を補充できる
*8:ユフィールは一時期、奥義レベル10よりも前に奥義の効果値が上昇しなくなっていたが、いつの頃か修正された
*9:種類はイベントによって異なる
*10:☆6になる前に再召喚を重ねていた場合、☆6になった時点の霊宝の匣にサイズ拡張が反映される
*11:点穴、エレキ、ハイドロボムなど
*12:レベル5分:HP+210/攻撃+25/防御+25