もし「常設イベントに挑むおすすめの優先順位は?」と訊ねられたら、筆者は「シナリオの時系列順(≒実装順)」と答える。
あくまで参考情報のひとつとして、筆者が考える時系列順クリアのメリットとデメリット、および時系列順にクリアするときの方針となる常設イベントシナリオの時系列をまとめた。
記事の性質上軽いネタバレを含む他、時系列には筆者の事実誤認を含む可能性があるので、閲覧および参照するにあたってはご注意を。
時系列順クリアのメリット
- シナリオを理解しやすくなる
『メギド72』のイベントシナリオでは、作中の時系列に従ってメインクエストの展開を踏まえた描写(進行度によってはネタバレ)がたびたび出てくる。
イベントによっては、先に実装されたイベント(≒前の時系列で起きたイベント)の話題やキャラクターが登場することも多い。
あらかじめメインクエストや前提となるイベントを進めておくことで、イベントシナリオで主人公たちが置かれた状況を理解しやすくなり、シナリオをより楽しむことができると筆者は考えている。
時系列順クリアのデメリット
- すぐに戦力(メギド・オーブ)を増やせない
メインクエストを進めるまで、該当する時系列の常設イベントで加入するメギドや報酬のオーブを使えなくなる。
一時的とはいえ強力な戦力を放棄する格好となるため、事実上の制限プレイになってしまう。
とはいえ序盤は育成リソースが少なく、誰も彼もとメギドを育成できない*1ため、あまり大きな問題にならないと筆者は考えている。
時系列まとめ(Googleスプレッドシート)
「イベントの時系列」および「イベントとメインシナリオ実装年表」をまとめたGoogleスプレッドシート。
こちらのシートも性質上、加入メギドなどのネタバレを含むため、閲覧の際はご注意を。
時系列「〇章以降」の記述は基本的に初開催時に公開されたデータを参考にしているが、「公式ポータル:常設化されている復刻イベント」のページに記載がある場合は、そちらのデータを優先している。
常設イベント時系列の詳細
基本的にリストの上部にあるイベントほど時系列が古い。
公式ポータルに時系列が記載されていないイベントは基本的に「不確定」の項目にまとめているが、登場人物の傾向などから時系列を推定できる場合は「不確定」とせず、当てはまりそうな時系列に分類している。
1章途中
- 暴走少女と一つ目幻獣の島
- 死者の国の4冥王
メインクエスト1章の「ガープ加入後」かつ「マルコシアス加入前」の時系列。
1章~
- 背中合わせの正義
- 邪気を消し去る豆撒き祭!※
- 正義の悪魔と眠らない英雄※
- 届かぬ心、モラクスの願い
「※」は公式ポータルに記載がなく、登場人物などから時系列を推定したイベント。
2章途中
- プルフラス・復習の白百合
メインクエスト2章の「とあるステージ進行中」と、正確な時系列が具体的に判明している珍しいイベント。
2章~
- ソロモン誘拐事件・悪夢編
- ソロモン誘拐事件・逃走編
(「ソロモン誘拐事件・悪夢編」後) - 傀儡の王と操られた花嫁
- ハルマを夢見た少女
- 怒れる勇者とプチマゲドン
「傀儡の王と操られた花嫁」において、ゲーム内で初めてリジェネレイトが登場する。
これ以降、リジェネレイトメギドが登場するイベントは全て「リジェネレイトという現象が発見・周知済み」であることを前提として進む。
3章~
- 上書きされた忠義
- 二つの魂を宿した少年
(「上書きされた忠義」後) - 嵐の暴魔と囚われの騒魔
- BEHEMOTH/前編・後編
- ソロモン王と秘密のアジト
(2018年・メギドの日イベント) - 悪夢を穿つ狩人の矢
- 夢見の少女が願う夢
(「ソロモン誘拐事件・逃走編」後) - 悪魔の勝負師と幻の酒
(「ソロモン誘拐事件・逃走編」後)
メギドの日イベント「ソロモン王と秘密のアジト」では、2018年12月時点で実装済みの祖メギドがほとんど全員登場する。真メギドは出演なし。
5章~
- ドキドキメギドの保健教室
(1周年イベント) - キミに捧げし大地のソナタ
- 恋は拷問、愛は処刑
1周年イベント「ドキドキメギドの保健教室」では、2018年7月時点で実装済みのメギド(真メギド含む)が全員登場する。2018年開催のイベントを踏まえた話題が出てくるので注意。
6章1節~
- その交渉は平和のために
(「キミに捧げし大地のソナタ」後) - 見習い女王と筋肉の悪魔
公式ポータルの記載で「6章1節以降」と明記されているイベント。
6章~
- 悪魔の塔を攻略せよ
(2019年・メギドの日イベント) - 忌まわしき青の組曲
- 魔獅子と聖女と吸血鬼
- 死を招く邪本・ギギガガス
- さらば哀しき獣たち
- 折れし刃と滅びの運命
- 美味礼讃ノ魔宴/前編・後編
(「さらば哀しき獣たち」後) - 守りたいのは、その笑顔
- 心惑わす怪しき仮面
- 暴走少女と呪いのシナズ島
(「守りたいのは、その笑顔」「心惑わす怪しき仮面」後) - 不死の幻獣と失いし過去
(「上書きされた忠義」後) - 生と死と、それぞれの個と
(「暴走少女と呪いのシナズ島」後) - 知の幻獣と悲しき対話
(「その交渉は平和のために」後) - 小さな君に、伝えたいこと
(「嵐の暴魔と囚われの騒魔」後) - カジノ!―勝利の方程式―
(「悪魔の勝負師と幻の酒」後) - DECARABIA/前編・後編
(「美味礼讃ノ魔宴」後) - 奇妙な蒐集家ルキフゲス
(「その交渉は平和のために」「さらば哀しき獣たち」後) - この手にかつての栄光を
(「守りたいのは、その笑顔」「暴走少女と呪いのシナズ島」後) - 逆襲のバンキン族
(「心惑わす怪しき仮面」「ソロモン王と幻獣図鑑」後) - 虚無のメギドと儚い望み
(「怒れる勇者とプチマゲドン」後) - トーア公御前試合
- (「その交渉は平和のために」「さらば哀しき獣たち」「悪魔の塔を攻略せよ」後)
- この言葉、君に届け
(「嵐の暴魔と囚われの騒魔」後) - 東方編のイベント各種
先に開催されたイベントの内容を踏まえたシナリオが多くなってくる。迷ったときは「ゲーム内リストの上から順」に進めていけば、時系列上はまず間違いない。
登場メギドがリジェネレイトするシナリオでは、リジェネレイト前のキャラストーリーの内容を踏まえたシナリオになっていることもあるが、重要な部分はイベント中で回想などの形で触れられることも多い。
「悪魔の塔を攻略せよ」では、2018年7月時点で実装済みのメギドが全員登場する。
7章~
- 暴走児バラキエル!
- そして灯火は静かに消える
(「DECARABIA/前編・後編」後) - ダムロックと4人の不死者※
(2020年・メギドの日イベント) - ソロモン王と悪魔の鏡
(2019年・2周年イベント) - ソロモン王と幻獣図鑑
(2020年・3周年イベント)
メギドの日および周年イベントでは、基本的に「それぞれの開催日までに実装されたメギド全員」が登場する。
2020年メギドの日イベント「ダムロックと4人の不死者」は明らかに「メインシナリオ開始よりも過去の物語」であり、公式の時系列も「1章以前」となっているが、7章の内容に触れる話題が登場するためこの区分とした。
8章~
- メギドラルの悲劇の騎士
(「死者の国の4冥王」「ダムロックと4人の不死者」後)
メインクエストだけでなく、既存のイベントを踏まえたシナリオとなっている。
変動:10章~
- ガープの結婚
(2021年・メギドの日イベント) - 母なる海とメギドたち
(2022年・4周年イベント) - 不死者バエルの切なる願い
(2022年・メギドの日イベント)
初開催時の時系列は「(当時の最新章)以降」表記だったが、常設化時に「10章以降」に変更されたイベント。
- 「ガープの結婚」
『メギドの日』イベントの恒例として、初開催時(2021年7月)までに実装されたメギド全員が登場する。当時の最新節だった8章をクリアしていれば、ネタバレ面では問題ないはず。 - 「母なる海とメギドたち」4周年イベント。
2022年12月までに実装されたメギドが全員登場する。「ガープの結婚」と同じ理由で9章をクリアしていれば問題ないと見られる。 - 「不死者バエルの切なる願い」
全員登場イベント。開催直前の2022年6月に10章1節が実装された。
タイミング的に当時の最新節は実質9章と言えるので、9章をクリアしていれば問題ないはずである。
不確定
- ソロモン王と学び舎の指輪
(「母なる海とメギドたち」以降?) - ソロモン王の日常・春
- ソロモン王の日常・夏
- ソロモン王の日常・秋
- ソロモン王の日常・冬
加入経緯(配布/ガチャ)や時計区分(祖/真/継)に関わらず、さまざまなメギドが登場する*2イベント群。
公式ページにも明確な時系列の表記がない。
- 「ソロモン王と学び舎の指輪」
登場人物の様子から見るに、少なくとも「母なる海とメギドたち」以降の時系列ではないかと推測される。 - 「ソロモン王の日常」シリーズ
シナリオごとに時系列が異なると推定される。
少なくとも「秋」において8章以降のメインクエスト加入メギドが登場しているため、ネタバレを気にするなら注意したいところ。
外部リンク
メギド72公式ポータルの、常設イベントについてまとめられたページ。
イベントの時系列について言及されている。