タクティカルソート「狂炎」の個人的な復習を兼ねた解説と覚え書き。
一部に非公式の呼称を使っている他、仕様に対する事実誤認が含まれている可能性があるので、鵜呑みにせずご参照ください。
ポイント解説
- 概要
- ターン終了時に大ダメージを与える「炎上」地形の強化版
- 「狂炎」地形に乗った敵に火ダメージを与えることで、与えられるダメージが増えていく
- 利点
- 注意点
- 「火ダメージを与えた回数」に応じてダメージが増えるので、まとまったダメージを与えられるようになるまで時間がかかる
- 種族「飛行」や「地形無効」の特性を持つ敵には一切ダメージを与えられない
狂炎の基本情報
- 分類:地形(強化地形)
- 持続ターン:可変(1~99ターン)
狂炎の特徴
- 「炎上」地形を設置した状態で「炎上地形を狂炎地形にする」効果を持つ技(以下「狂炎変化」)を使用することで、元となった炎上の地形倍率と持続ターンを引き継いだ狂炎が設置される。
- 炎上を飛ばして狂炎を設置する技は味方側には存在しない*3。
- 元となった炎上の持続ターンが1だった場合、ターン終了でダメージが発生した後に狂炎は消滅する。
- 「狂炎地形に乗っている対象に火ダメージを与えた回数」に応じて、以下の効果が発生する。
- ダメージ計算に関わる狂炎レベル(仮称)が上昇し、ターン終了時に発生する地形ダメージが上昇する。
- 上昇する狂炎レベルは火ダメージ50回分まで。
- 1ターン中に上昇できる狂炎レベルに制限はない。後述の持続ターンとは仕様が異なるので注意。
- 「ダメージを受けた敵の数」は狂炎レベルの上昇に影響しない。
(例)「5体いる敵に1回の火ダメージを与えた」場合、狂炎レベルの上昇は1
- 持続ターンが延長される。
- 火ダメージによって延長できるターンは「1ターンにつき3ターン分」まで。持続ターンが延長されると「地形+1~3」と表示される。
- 上記2つの効果に共通する注意点
- 火ダメージを当てようとした対象が「かばう」でかばわれたとしても、「対象の足元にある狂炎に対して狂炎レベル上昇&ターン延長が発生する(「かばった側の足元にある狂炎」に対しては発生しない)。
- 火ダメージが「暗闇」や「回避」などでMISSになった場合、狂炎レベル上昇&ターン延長は発生しなくなる。
- 火ダメージが「バリア」「ダメージ軽減」「無敵」でダメージ0になった場合でも、狂炎レベル上昇&ターン延長は発生する。
- ダメージ計算に関わる狂炎レベル(仮称)が上昇し、ターン終了時に発生する地形ダメージが上昇する。
範囲・倍率・持続ターンの「上書き」
これらは狂炎を含む「強化地形」に特有の仕様であり、通常の地形には適用されない。
- 「既に設置されている強化地形の元となった地形と同じ地形(狂炎なら炎上)」が設置された時、下記のどちらかの条件を満たしている場合に「①範囲」「②地形倍率」「③持続ターン」の上書きが行なわれる。
- 後から設置された地形の方が範囲(サイズ)が大きいとき(全体>列>単体)
- 範囲が同じだった場合、後から設置した地形の方が地形倍率*4が高いとき
- 上書きされるのは上記の3つ(①範囲/②地形倍率/③持続ターン)だけであり、「狂炎地形であること」と「狂炎レベル」はリセットされることなく引き継がれる。
- 例として、ヴェスパーマインのように「持続ターンが1ターン」の炎上で上書きを行なった場合、上書きする前にいくら持続ターンを増やしてあっても1ターンで消滅してしまう。これを防ぐためには「上書きを行なったターン中に地形ターン延長」を行なう必要がある。
狂炎の地形ダメージ計算
- 【計算式】(炎上設置者の攻撃力+狂炎付与者のレベル×10×火ダメージ回数(=狂炎レベル。最大50回))×地形倍率×地形ダメージ補正(狂炎になることで+100%。この部分にオーブやMEなどの地形ダメージ補正が加算される)
狂炎による地形ダメージの特徴
以下のほとんどは、全ての「地形」によって発生する「地形ダメージ」と共通である。
- 防御力の影響を受けない
- 「ダメージブロック」や「ダメージ軽減」を無視できる
(ブロック率/軽減率が100%でもダメージが通る) - 「無敵」「回数バリア」を無視できる
- 「反撃」「弾撃ダメージ」が発生しない
- MEの追加効果*5が適用されない
- 「位置補正(クラス対位置相性)」の影響を受けない
- 「種族特効」補正が適用されない
- 「フォトン強化」や「フォトン劣化」の影響を受けない
- 火ダメージではない
(狂炎レベルの上昇や持続ターン延長が発生しない)
炎上・狂炎を扱うメギド
狂炎そのものをいきなり設置することはできないため、強化前の段階である炎上の使い手も含めて紹介する。
(なお、狂炎変化の使い手は全員自力で炎上を設置できる)
技の性能は「+」であることを前提に記載する。
専用霊宝が実装済みのメギドについては、断りがない限り専用霊宝を装備した時の性能を掲載している。
それぞれが使用する特殊状態については「関係するタクティカルソート」で後述する。
カイム(バースト)
- スキル:単体炎上+チャージブレイク待機/発動【ブレイク時、単体に3連続の火ダメージ+自身のゲージ1増加】
- 覚醒スキル:ランダムな単体に炎上+2~3連続の火ダメージ【スキルレベル制で上限数が増加】
- 奥義:全体に2連続の火ダメージ+狂炎変化+チャージブレイク待機
- 特性:炎上・狂炎地形に乗った敵にダメージを与えた時、30%で覚醒減少-1
炎上と狂炎変化を自身の技でこなせる唯一の配布メギド。
火ダメージの手段がブレイク効果(スキル)だったり、対象ランダム(覚醒スキル)だったりと少々クセがあるので、味方との連携が肝心。
特性による炎上・狂炎に乗った敵への覚醒減少も地味に便利。
特に覚醒スキルを使った場合は攻撃した回数分の覚醒減少判定が発生するので、有効な相手には積極的に使っていきたい。
アイム
- スキル:単体火ダメージ
- 奥義:全体炎上
- 特性:徐々に攻撃力上昇
貴重な全体範囲の炎上を設置でき、MEで地形ダメージ20%上昇を持つ炎上使い。
汎用的で便利なMEを持っており、「バースト+トルーパー:覚醒ゲージ+2」は火ダメージの連続攻撃が得意なナベリウス(バースト)と相性が良い。
「バースト+スナイパー:与えるステータス強化のターン数+1」は、複数の強化技を持つフルーレティ(バースト)との組み合わせが良好。
フェニックス
- スキル:単体炎上+火ダメージ
- 奥義:全体火ダメージ+味方全体蘇生+狂炎変化(専用霊宝)
- 特性:生存している味方が多いほど自身へのダメージを軽減
いざという時には味方全体を蘇生できる狂炎使い。
HPは平均的だが専用霊宝特性のダメージ軽減のおかげで打たれ強く、蘇生と合わせて狂炎編成での耐久に向いている。
火ダメージの手段はいずれも1回攻撃のため、火ダメージを稼ぐ手段を別途用意しておきたい。
アモン
- 覚醒スキル:単体に2連続の火ダメージ+自身攻撃力上昇(専用霊宝)
- 奥義:単体に火ダメージ+炎上
- 特性:アタックが火ダメージになる。HPが100%以上の時に自身に75%の回避を付与(専用霊宝)
MEに頼らずアタックが火ダメージに変化する、貴重な専用霊宝特性を持った火ダメージ使い。
火ダメージはスキルによる発動が多いので、フォトンを融通しやすくなることが利点となる。
長期戦が多い狂炎編成では耐久力の低さがネックだが、HPが最大の状態を保れてば回避である程度フォローできる。
ベリアル(バースト)
- スキル:単体炎上+火ダメージ
- 覚醒スキル:自身焼夷砲火
- 奥義:5連続の火ダメージ+炎上・狂炎特効
- 特性:炎上・狂炎に乗った敵からのダメージを軽減
専用のタクティカルソート・焼夷砲火(+焼夷フォトン発射)で、狂炎の地形ダメージを即座に発生させる火ダメージ使い。
焼夷フォトン発射(1~4回)と奥義(5回)でそれぞれ複数回の火ダメージを与えることができ、狂炎レベルを上げながら素早くダメージを稼ぐことができる。
「自身およびバースト+スナイパー:覚醒ゲージ+2」や「バースト:炎上・狂炎設置時*6にゲージ+1」などゲージ加速のMEを持っており、狂炎編成のリーダーに向いている。
フィロタヌス
- 覚醒スキル:列炎上+攻撃力低下
- 奥義:全体に火ダメージ+強化解除+狂炎変化+地形の持続ターンを2延長
- 特性:毎ターンHP回復
列範囲の炎上を扱える唯一の狂炎メギド。
火ダメージの手段は奥義の1回攻撃しかないものの、地形持続ターン+2の効果があるので持続ターンを維持しやすい。
スキルは「炎上・狂炎が4ターン以上ある時に地形持続ターン-2する代わりに、スキルの範囲を列化+HP回復量アップ」の効果を持つ。
狂炎のターンが2以下になることはないので、編成次第ではむやみに増えがちな持続ターンを利用して耐久に繋げたい。
タムス
- スキル:単体に火ダメージ+自身の覚醒ゲージ1増加(専用霊宝)
【シフト後】単体に2連続の火ダメージ+自身の覚醒ゲージ2増加 - 覚醒スキル:覚醒ゲージを全消費して狂炎変化+自身にアーマー3000付与
【シフト後】敵全体に8連続の火ダメージ+味方全体1回バリア+シフト(分離武器形態) - 奥義:全体炎上+シフト(連結武器形態)
【シフト後】全体炎上+味方全体にアーマー4000付与(専用霊宝) - 特性:連結武器形態(シフト後)時、毎ターンHP回復
形態を問わず、炎上・狂炎に乗った敵からのダメージを軽減(専用霊宝)
貴重な全体炎上と狂炎変化を自身の技で両立できる唯一の狂炎使い。
単体狂炎の狂炎レベルを上げてボスを倒した後、奥義で範囲を広げて取り巻きを倒す動きを自己完結できる。
奥義を使うとシフトして技性能が変化し、アーマーを付与したり自然回復の特性が発動するなど耐久寄りの動きが可能になる。
MEは狂炎編成で便利な効果が揃っており、特に「自身:地形ダメージ+40%」が強力。「自身:アタックが火ダメージになる」を利用してゲージ加速するのも有効。
フルーレティ(バースト)
- スキル:単体炎上+自身リザーブ(3ターンの間、単体に2連続の火ダメージ+炎上)
- 奥義:狂炎変化+味方全体のHP回復
- 特性:炎上・狂炎地形に乗った敵にダメージを与えた時、50%で攻撃力低下20%
リザーブ効果によりフォトン1個で合計6連続の火ダメージを与えることができる狂炎使い。
リザーブ効果のダメージ判定はターゲットした敵に向かうので、単体狂炎を使う時にも便利。さらにリザーブで発生する炎上は「地形の持続ターンが減少する判定の後」に設置されるため、ターンを跨いで狂炎に変えた場合でも維持がしやすい。
狂炎変化に加えて味方全体HP回復の奥義や、味方全体に自然回復+ダメージ軽減の覚醒スキルなど、狂炎編成に限らず耐久で便利な技を持っている。
アスモデウス(ラッシュ)
- 秘奥義:全体炎上
ラッシュメギドで唯一、全体炎上を扱えるメギド。
ラッシュは最大ゲージを短縮できない*7ので炎上の設置が最短4ターン目になることが難点だが、攻撃力と地形ダメージ倍率の高さが魅力。
本領は物理ダメージで戦うアタッカーであり防御手段が少ないため、狂炎編成に組み込むなら限界突破4回のダメージブロック特性が欲しくなってくる。
関係するタクティカルソート
炎上
- 分類:地形
- 使い手:多数(アイム/アモン/フェニックス/カイムB/タムスなど)
- オーブ:コロナフォース/ヴェスパーマイン
狂炎の元となる通常地形。
ターン終了時、影響下の敵に火ダメージを与える。
ややこしいが「狂炎による地形ダメージは火ダメージではない」ため、狂炎の地形ダメージで狂炎レベルを増やしたり、ターン延長をすることはできない。
狂炎変化
- 分類:技効果*8
- 使い手:多数(フェニックス/カイムB/フルーレティBなど)
- オーブ:炎帝ムスペル
既に設置している炎上を狂炎に変化させる技効果。
「敵全体の炎上地形を狂炎地形にする」と表記されている通り、単体~列範囲のみを狂炎変化させる技は存在しない。
元となった炎上のターンがそっくり狂炎に引き継がれるので、炎上の時点で残り1ターンだった場合はそのターンの終了時に狂炎が消滅してしまう。
なお「火ダメージを与えながら狂炎変化させる技」は効果の処理順が「①火ダメージ→②狂炎変化」となっているため、「炎上を狂炎に変えながら火ダメージによる地形ターンの延長をする」ことができない*9。
「狂炎変化」→「火ダメージ」と2手使って地形ターンを延長したり、別途で地形ターン延長の効果がついている専用霊宝フィロタヌス奥義を使うのが有効。
火ダメージ
- 分類:属性ダメージ
- 使い手:多数(アイム/アモン/ナベリウスB/チューチャオなど)
- オーブ:多数(アビスハンター/番犬ロクサーン/火のザウラクなど)
特定の技や攻撃手段に付与された属性。
狂炎地形に乗った敵に対して使うことで「狂炎レベルの上昇」と「地形の持続ターンを延長」の2つの効果を得られる。
連続攻撃であれば攻撃回数分の狂炎レベル上昇と持続ターン延長ができるため、攻撃回数の多い火ダメージ技を使った方が何かと有利。
2つの効果は同時に発生するので勘違いしやすいが、それぞれ異なる効果の上限値が設けられている。
- 「狂炎レベル」
1ターンで上げられる回数に上限なし。最大値50回。 - 「持続ターン延長」
1ターンに延長できるのは3ターンまで。最長99ターン。
火ダメージを使った際に出る「地形+1~3」の表示は「地形の持続ターン延長効果」を表しており、狂炎レベルが上がった際の特別な表示はいっさいない。
上がった狂炎レベルを確認する手段は存在せず、ステータス画面から確認できる地形ダメージの変動から判断する必要がある(ダメージが増えなくなったら上限)。
地形ターン延長
- 分類:技効果(特殊)
- 使い手:フィロタヌス/ベヒモスB
- オーブ:蟻妖帝タイタニア
狂炎に限らず、この効果を与えた対象が乗っている地形の持続ターンを延長する効果。
特殊な効果のためフォトン強化で効果ターンを増やすことができない。
既出の通り「火ダメージで延長できる持続ターンは1ターンに3ターン分まで」の制限があるが、地形ターン延長はこれと別途で地形ターンを増やすことができる。
狂炎レベル上昇のために火ダメージを使っていれば自然とターン延長できるものの、火ダメージの手段が少ない編成では役に立つかもしれない。
焼夷砲火
- 分類:特殊状態
- 持続ターン:2
- 使い手:ベリアルB
ベリアル(バースト)だけが扱える特殊状態。
焼夷砲火状態中、ベリアルBに積んだフォトンを焼夷フォトンに変化させ、1度の行動で全ての焼夷フォトンを消費しながら「焼夷フォトンの数と同じ回数の単体火ダメージ攻撃(焼夷炎弾)」を行なう。
この焼夷炎弾による火ダメージの発生後、敵の足元に狂炎地形がある場合は狂炎による地形ダメージが即座に1回発生する。
発生する狂炎ダメージには焼夷炎弾による火ダメージが狂炎レベルに加点された状態となるので、毎ターン焼夷炎弾をくり返すことで効率よく狂炎ダメージを与えることができる。
焼夷炎弾の発射後は「オーバーヒート状態(特殊状態:持続1ターン)」となり、オーバーヒート状態中にフォトンを積んでも使用できず行動不能となる。
焼夷砲火状態を付与するベリアルB覚醒スキルにはフォトン容量+1がついており、強化解除を受けない限り一度に4個のフォトンを焼夷フォトンに変えることができる*10。
関連するオーブ
炎帝ムスペル
- 装備対象:バースト
- CT:2ターン
大幻獣亜種のSSRオーブ。
敵全体に火ダメージを与えながら、設置済みの炎上を狂炎に変化させる。
発動まで2ターン待つ代わりに、いずれも長めのゲージ技である狂炎変化技のゲージ溜めを省略できる非常に便利なオーブ。バーストメギドなら誰でも装備できる点も大きい。
ルッキオラ
- 装備対象:バースト
- CT:2ターン
オーブキャスト可能なガチャ産SSRオーブ。
地形ダメージ上昇の特性を持ち、技で単体に3連続の火ダメージを与える。
地形ダメージ上昇の効果は狂炎の元となる炎上を設置した際に発揮されるので、編成内で最も倍率の高い炎上を設置できるメギドに持たせたい。
灼火蝶マヴィ
- 装備対象:バースト
- CT:2ターン
オーブキャスト可能なガチャ産SSRオーブ。
技で対象ランダムで3連続の火ダメージを与える。
ターゲットの判定はダメージ1回ごとに行なわれるため、取り巻きに囲まれたボスだけを単体狂炎で燃やしたい場合には不向き。
番犬ロクサーン
- 装備対象:バースト
- CT:2ターン
非常設イベント『カカオの森の黒い犬』の報酬SSRオーブ。
特性で攻撃力上昇し、技で全体に3連続の火ダメージを与える。
敵全体が対象のためターゲットを指定しなくて済む反面、倒したくない敵のHPを余計に削って倒してしまう恐れもある。
アビスハンター
- 装備対象:バースト
- CT:2ターン
大幻獣亜種のSSRオーブ。
技で単体に2連続の火ダメージを与える。
配布オーブとしては火ダメージ回数で番犬ロクサーンに劣るが、単体攻撃であるため倒したくない敵にダメージを蓄積させずに済む点では勝る。
火のザウラク
- 装備対象:ラッシュ
- CT:2ターン
技で単体に3連続の火ダメージ与え、使用者にアタックフォトンを追加する。
ラッシュで火ダメージが使える貴重なオーブであり、パーティ編成によっては採用を検討したい。
コロナフォース
- 装備対象:バースト
- CT:2ターン
技で単体に火ダメージを与え、炎上を設置する。
炎上持ちのメギドを入れない編成で狂炎を使いたい場合は必須のオーブ。
ヴェスパーマイン
- 装備対象:バースト
- CT:1ターン
非常設の討伐イベント『緊急討伐・ヴェスパーマイン襲来』の報酬SSR+オーブ。
技で全体炎上を設置し、☆3であれば全体に攻撃力低下を付与する。
全体炎上を設置できる唯一のオーブであり、一見強力そうだが地形ダメージ倍率が極端に低く、狂炎レベル50まで上げても最終的な狂炎ダメージが一般的な狂炎の10分の1程度にしかならない。
関係する霊宝
攻撃力を上げる霊宝
地形ダメージを直接高める霊宝は存在しないが、狂炎は「元となる炎上を設置したメギドの攻撃力」がダメージ計算で参照される*11ため、炎上使いの攻撃力を高めておいて損はない。
攻撃力の上昇値が高い霊宝は大霊宝に集中しているが、小霊宝の紺碧の魔塔ドームなどで埋めるだけでも十分。
雷魂の火種
- 装備対象:バースト
烈火の大霊宝。攻撃力を固定値で高め、特性で戦闘中に溜まったゲージに応じて攻撃力上昇する。
特性によるゲージ依存の攻撃力上昇は「技を使った瞬間のゲージ」で判定されるため、アイムやタムスなど「炎上を設置できるゲージ技」の使い手におすすめ。
狂炎が向いている敵
- 値の大きなダメージ軽減や、簡単に付与できるバリアや無敵で身を守る敵
地形ダメージはこの手の防御効果の影響を受けずにダメージを通せる。
- 劣化フォトン環境
狂炎のダメージや火ダメージによる狂炎レベルの上昇は、劣化フォトンの影響を受けない(代わりに強化フォトンの影響も受けない)。
- 対臨界戦術環境
狂炎のダメージは「使用者がいない攻撃」であるため、彼我のステータス差で効果を発揮する対臨界戦術が無効となる。
ただしラッシュ(素早さが低い対象からの攻撃をMISSさせる)の場合は、火ダメージがMISSになってしまうと狂炎カウント上昇や地形ターン延長が不発になるので要注意。
狂炎のパーティ編成例
- 【自由枠】
- 【自由枠】
- アイム(番犬ロクサーン)
- ナベリウスB(次元獣アナーケン)
- カイムB(炎帝ムスペル)
「炎上」「狂炎変化」「火ダメージ」を扱うメギドが揃えば成立するため、目的に応じてさまざまな編成が考えられる。
自由枠には盾役や回復役の他、長期戦と相性の良いリヴァイアサン(海魔の加護)やネクロ使いなどがおすすめ。特にバーストメギドの場合は狂炎を補助するオーブが多いので、狂炎関連の技を持たないメギドを組み込みやすい。
一部の火ダメージの使い手が持つ「アタックが火ダメージに変わるマスエフェクト/特性」を、プロメテウスのライブ(火ダメージ使用時に覚醒ゲージ+1)と組み合わせて回転率を上げるのも面白い。
参考資料
- その他の戦闘中の要素 - メギド72攻略 Wiki*「狂炎」の項
- ゲーム内の「解説文」および「バトルヘルプ」
更新履歴
- 2024年12月23日:
- 「狂炎の基本情報」の表現を一部修正(内容に変更なし)
- 例:「2つの効果」→「狂炎レベル&地形ターン延長」
- 「狂炎の基本情報」の表現を一部修正(内容に変更なし)
関連記事リンク
タクティカルソートの解説と覚え書きをまとめたカテゴリ。
nanaki-nanashino.hatenablog.com
*1:「ラッシュ:回避」「カウンター:ダメージ軽減」「バースト:ダメージ反射」。ただし、ラッシュはダメージの元となる火ダメージを回避してしまう点には注意
*2:ステータスの比較対象になる「使用者がいない」攻撃であるため
*3:敵側には「炎上設置+狂炎変化」を行なう敵が存在する。炎帝ムスペルなど
*4:「地形効果で〇倍のダメージ」と書かれている部分を指す
*5:攻撃時〇%で状態異常、単体ダメージアップなど
*6:地形の上書きによる「設置」を含む
*7:秘奥義は最大ゲージを短縮すると、使用可能になるまでのターン数が短くなる
*8:特定の技によって行われる処理を指す
*9:狂炎に対して使った場合は、①の火ダメージで狂炎レベル上昇とターン延長が発生する
*10:オーバーチャージを利用するなどした場合は最大5個
*11:一般的な地形も「地形を設置したメギドの攻撃力」が参照される