記事執筆時点(随時更新)におけるガチャ(召喚)の種類と、各種キャンペーンの内容について解説しています。
筆者の事実誤認を含む可能性がありますので、実際にガチャを引く際はゲーム内の「詳細」や「提供割合」などの情報をよくご確認ください。
激★魔宴(サバト)召喚
通常のガチャと比べて、メギドの全体排出率が2倍(10%)になるガチャです。
魔宝石を使った召喚に限り「11回連続メギドが出なければ、以降の召喚でメギド排出率が上昇」「29回連続でメギドが出なければ、30回目の召喚はメギド確定」という確率変動システムを備えています。
ピックアップについて
特定のメギドが出やすくなるピックアップ排出率は、対象となるメギドが「新規実装」か「実装済み(再登場)」かで異なります。基本的に新規実装の方がピックアップ率は高いです*1。
全てのガチャで排出対象に含まれる恒常メギドは「1.2%(再登場0.6%)」、サバトを含む一部のガチャからしか排出されないテルミナスメギドは「0.7%(再登場0.35%)」となっています。
その他の備考
かつてはテルミナスメギドが排出される唯一のガチャでしたが、現在ではテルミナスメギドの排出に加えて「メギド排出率が同値(10%)」かつ「同等の確率変動仕様」を持つ召喚特異点や、全てのガチャで唯一SSR+オーブが排出される激★魔宴+(サバトプラス)召喚が登場したことで、独自性を失いつつあります。
なお一部の激★魔宴召喚では「魔宴」の部分が、ピックアップされたメギドを象徴するような別の単語(「正義」「巫女」「調停」など)と入れ替わっていることがありますが、キャンペーン内容および「サバト」という読み方に変化はありません。
「復刻」ガチャについて
「激★魔宴召喚」および後述の「激★魔宴+召喚」は、特殊な形で復刻開催されることがあります。
復刻開催されたキャンペーンはメギドのピックアップ排出率が初開催時とまったく同じである代わりに、初開催以降に実装されたメギド・SSRオーブが排出対象に含まれていません。
復刻開催となったガチャはキャンペーン名の頭に「復刻」の文言が追加されており、バナー内にも同様の表記があります。引くときにはよくご注意ください。
【2024年1月27日追記】
2024年1月開催の『激★魔宴召喚 打!打!打!叩いて鳴らせ善性の途』においては、復刻ガチャではないサバト(実装済みメギドのみピックアップ)にも関わらず、ピックアップ率が1.2%に設定されました。
今後も同様のキャンペーンが行なわれる可能性があります。
激★魔宴+召喚(サバト・プラス)
全てのガチャの中で唯一「SSR+オーブ」が排出されるガチャです。
「SSR+オーブが排出される」以外の仕様は通常のサバト召喚と同じで、同様の確率変動システムも搭載されています。
サバト+の注意点
SSR+オーブは全体排出率が「0.10%」と非常に低く、欲しいSSR+オーブがある場合はほとんど天井が前提となります。
また「排出グループ分け*2」という他のガチャにはない特殊な仕様を持っており(下記参照)、特定のSSR+オーブを狙う際には注意が必要です。
- 実装時期に応じて2つのグループ(記事執筆時点*3)に分けられており、開催キャンペーンごとにいずれか1種類のグループが割り当てられる。割り当てられなかったグループのSSR+オーブは排出されない(呼応召喚の対象にも含まれない)
- ピックアップ(個別排出率上昇)がなく、グループ内のSSR+オーブが均等な確率で排出される。
SSR+オーブの排出グループ(A/B)
2023年9月1日に実装される分*4を含めて、以下の2グループに分かれています。
今後、新たなSSR+オーブの追加や内容変更が行なわれる可能性があります。
- Aグループ(2023年6月1日実装)
- トゥバン
- カミヤライ
- エルタニン
- ニニグラト
- リトルククルー
- ヴルカン
- アハ・イシュカ
- Bグループ(2023年9月1日実装)
- フルールロップ
- フュネラルン
- ムルシェーゴ
- ジンファン
- ソテップ
- トトグリフ
- グーイーイー
- 雷震獣リュカオン
2024年1月の「新春特別 激★魔宴+召喚」について
2024年1月に開催されたサバト+召喚は、従来のサバト+召喚と異なる特別な仕様(下記参照)になっていました。
- 呼応召喚に必要なガチャの回数が150回
- 特定のSSR+オーブ*5がピックアップされる(ピックアップ率0.0720%)
- グループ分けがなく、全てのSSR+オーブが排出される
- 全てのSSR+オーブが呼応対象となる
- 実装ピックアップSSRオーブ*6以外のSRRオーブが呼応対象にならない
キャンペーン名に「新春特別」と銘打たれており、今後も同様の仕様のキャンペーンが実施されるかどうかは不明です。
魔吊(まつり)召喚
ピックアップされたメギドの個別排出率が高めに設定されたガチャです。
メギドの全体排出率は通常のガチャと同じ「5%」ですが、個別(ピックアップ)排出率は「1.5~2%」と、盟約召喚以外の「コストさえあれば好きなだけ引けるガチャ」の中では最高値となっています。
個別排出率は、ピックアップ対象のメギドが「恒常メギド」か「テルミナスメギド」かに応じて変化します。また、対象のメギドに応じてキャンペーンタイトルの冒頭につく召喚の名称が下記のように変化します。
響★魔吊(きょう・まつり)
恒常メギドが対象となる魔吊召喚です。
ピックアップ排出率は「2%」となっています。
激★魔吊(げき・まつり)
テルミナスメギドが対象となる魔吊召喚です。
ピックアップ排出率は「1.5%」となっています。
召喚特異点(サモン・シンギュラリティ)
シンギュラリティメギドが排出される唯一のガチャです。
ピックアップ対象となるのは特定のシンギュラリティメギド1~2体のみで、それ以外の恒常メギドやテルミナスメギドはピックアップされません。
「シンギュラリティメギドが排出される」こと以外の仕様は、サバト召喚と共通点が多いです。
メギドの全体排出率は「10%」で、テルミナスメギドが排出対象となり、サバト召喚と同様の確率変動システムも搭載されています。
召喚特異点の独自仕様
特徴的な仕様として、初開催時と再登場時でピックアップ排出率に変化がなく一律「0.5%」となっています。
10連おまけ召喚チケットについて
2023年7月開催の「ガラ悪直情型不憫真面目元副団長*7」では『メギド72』史上初めて「魔宝石10連召喚で召喚チケット1枚のおまけがつく」キャンペーンが実施されました。
■2023年12月14日追記:
上記以降、実装ピックアップキャンペーンでは同様のおまけがついていますが、シンギュラリティメギドが2名ピックアップされるキャンペーンではおまけがついてきません*8。
「再演」ガチャについて
新規シンギュラリティメギド実装後、一定期間後に同名のキャンペーンが再開催されることが通例となっています*9。
「再演」キャンペーンでは、サバト召喚などの「復刻」と違って初開催以降に実装されたメギド・SSRオーブが排出対象に含まれています。
「復刻」と別物であることは、公式の注意アナウンスがないことからも推測できます。正式な呼称は不明ですが、当記事では「復刻」と分ける目的で「再演」と呼称しています。
盟約召喚
専用の有償通貨「ソロモンチケット」を消費するガチャです。
ソロモンチケットの代わりに魔宝石や召喚チケットを使うことはできません。
ピックアップされたメギド1名のみが排出される特殊なガチャとなっており、必然として「メギドの全体排出率」が「ピックアップ排出率」と同値になっています。
1回のキャンペーンにつき「1回召喚」と「10回召喚」にそれぞれ1度ずつ挑戦することができます。12回以上は引けない代わりに、メギドのピックアップ排出率が全ての召喚の中で最高値の「7.2%」に設定されています(テルミナスメギドが対象の場合は「2.7%」)。
盟約召喚に使うソロモンチケットは「1回召喚」で5枚、「10連召喚」で50枚です。割引に相当するシステムはありません。
激★盟約召喚について
テルミナスメギドが対象となる盟約召喚です。
ピックアップ排出率は「2.7%」となっています。
晶★魔精(アニマ)召喚
SSRオーブのサバト召喚とでも呼ぶべきガチャです。
2021年6月を最後にしばらく開催されていませんでしたが、2023年9月17日に再び開催されることが告知されました。
特徴的な仕様として「71回連続でSSRオーブが出ければ、72回目でSSRオーブ確定」という独自の確率変動システムが搭載されています。
SSRオーブの全体排出率は「3%」、ピックアップ排出率は「0.5%」です。
メギドは恒常メギドのみが全体排出率「5%」で、ピックアップなしで排出されます。
2023年の再開催に際して諸々の仕様変更が行なわれる可能性があります。変更があった場合は当記事の記述を修正する予定です。
■2023年9月17日追記:
排出率や仕様に変化がないことを確認したため、「前回開催時のデータ」を前提とした記述を削除しました。
更新履歴
■2023年9月17日:
「晶★魔精召喚」について追記しました。
■2023年11月28日:
一部の表現を追加・調整しました。また、一部のレイアウトを調整しました。
■2023年12月14日:
召喚特異点の「10連おまけ」について新たに判明した情報を追記しました。
■2024年1月11日:
「新春特別 サバト+召喚」について追記しました。
■2024年1月14日:
「召喚特異点」の「10連おまけ」について追記しました。
■2024年1月27日:
復刻以外の「ピックアップ率1.2%サバト」について、追記しました。
関連記事リンク
各種ガチャの期待値計算をまとめた記事です。
nanaki-nanashino.hatenablog.com
*1:「復刻」や一部のキャンペーンでは、実装済みのメギドでも「新規実装」時の排出率となります
*2:非公式の呼称
*3:当記事では仮に「Aグループ」「Bグループ」……と呼称する
*4:同日実装分をもって、SSR+オーブがグループ分けされていることが判明しました
*5:当該キャンペーンでの対象は「トゥバン」
*6:当該キャンペーンでは「魔縁ハテンゴ」
*7:バールベリト実装ピックアップ
*8:後述する「再演」の場合、初開催時に「召喚チケット1枚おまけ」が開催された召喚特異点では、再演であっても同じキャンペーンが実施されています
*9:2023年8月現在「蹂躙する混沌混沌混沌混沌混沌(アスモデウスR実装ピックアップ)」と「実在虚像の夢庇護者(リリス実装ピックアップ)」が、初回と合わせてそれぞれ2回ずつ開催されています